中野の自己紹介
幼少期
サッカー小僧でした。ポジションはボランチ。何気なく書いていますが、実は当時の経験が自分の価値観に影響を与えていると思ってます。
まずこのボランチというポジション、FWでもGKないので、こと試合において黄色い声援を浴びません。でも戦術にもよりますがチームには欠かせないポジションで、オフェンスからディフェンスまで幅広くこなす役割です。会社でいうと総務みたいな。この時から既に、どことなくチームの先頭に立ってリーダーシップを発揮したり、もっというと脚光を浴びるのは苦手でした。各所で自分は起業しないと言っているのはこんな背景だったりします。一方で何かの集合体においては欠かせない立ち位置につきたがる傾向があります。
また、ボランチやらされていた割にそこまで体力があったわけでもないので、いかにして効率よく試合を進めるか常に考えていました。具体的には次のアクションの選択肢の中で、一番労力がかからずに効果が出る選択肢を取るようにしてました。著名選手で例えるとバイエルンのシャビ・アロンソみたいな。この辺も、現在のコンサバなマインドに繋がっていると思います。
思春期
東京に引っ越し、わかりやすい反抗期を過ごしました。周囲の大人たちに対して何かにつけ食ってかかってたと思います。「校則は破るためにある」とかいうよく分からない格言を生みました。仮にも公共の目に晒すものなので、この時の「やんちゃ」な歴史については述べません、ってか述べられないw（注：殺人や強姦のような重罪に手を染めてはいません）ただ、今思えば高校生活はもう少し改善出来た気がします。
大学時代
おそらく一番多感でアホな時間を過ごしたかと。いやまぁ色々やったんですよ。ディベートやゼミを頑張る一方で、お水の黒服やったり音ではなく女目的でクラブに張ったり。最悪だったのは、リクルートの内定蹴ってEYに行くと決めた4年生後期あたりですかね。安倍政権に交代したてだったことも影響したのかしてないのか分かりかねますが、かなりタカ派な言動をしていました。それこそどっかの政治団体に所属していたプロだったわけではありませんが、今となっては顔から火が出るくらいに恥ずかしいですね。でも一方で未だにいわゆるウヨク、ブサヨ的な言動をしている同年代を見ると、「あぁ、成長してないのね」と一抹の寂しさを感じます。清濁併せ呑んで国益、本質を追求するのが政治なのであって、1つの判断や主義主張に正しいも間違ってるもないのにね。
コンサル時代
そんな残念な学生も、すごいな中野、どうやったんだと言われんばかりに奇跡的に外資系コンサルタントとして社会人デビューしました。ところがこの会社、いや会計系や内資のコンサルはおそらくどこもそうですが、全然大した会社じゃないんですよね。大した会社じゃない、というのは世間一般が抱いているコンサルティングファームのイメージと比べると、という意味合いです。転職して外の世界を知った今だからこそ言えるのですが、別に頭キレッキレの人ばっかりで英語が飛び交ってるわけではないし、自分たちだけが持つ有用なフレームワークがあるわけでもないし、そもそも仕事の内容（持ってる案件）が世間的にも面白くないしでまぁ端的に言うと普通の会社ですね。たまたま外資系が運営しているだけみたいな。
でも、渦中にいる人はそのことに気付けないものです。最初の研修で成功を収め、新卒は絶対に取らないというポリシーだったStrategyチームに唯一配属されたのです。そんな枕詞のつくチームである以上、そこに在籍している人は皆優秀と勝手に思い込んでいたし、俺やっぱ優秀なんじゃね？というクソの役にも立たない勘違いが起こります。更にその次の案件では、これまた若手とは口なんか聞かないというパートナー直下の案件だったのですが、このパートナーに気に入られてしまい、「あいつは俺に似ている。成功するだろう。」と会社の他の人に言っていたなど、これまた残念なことに俺やっぱ優秀なんじゃね？という勘違いを進行させてしまう事案がありました。そしてバイネームで案件を取るという目標を達成し、もともと興味のあった投資業務に就こうと思い転職活動を開始、現在に至ります。また、転職先で俺やっぱ優秀なんじゃね？という勘違いはホワイトチョコレートよりも甘い幻想だったと無事に気付けました、本当にありがとうございました。余談ですが、転職すると決意した時は業務に全く身が入りませんでした。この時にPJで関わった皆様にはパフォーマンスが期待外れだったこと、この場を借りて深くお詫び申し上げます。
現在
コロプラのCVCであるコロプラネクストで投資を担当しています。運営するファンドは学生ベンチャーに特化したファンド。コンサル→VCってよくある選択肢みたいですが、業務内容に大きな差があって戸惑いながらもなんとか頑張ってます。
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